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ハッキングされる車

 先日面白い記事を発見した。何でもプリウスがハッカーにハッキングされたというのだ。

 詳細についてはこちらの記事をごらん頂きたいのだが、何とも車がハッキングされる時代とはかなり物騒な話である。
 記事中で特にも注目しなければならない部分はこの辺だ。

発表ではステアリングやドアなどを自在に操ることを証明し、ハッキングに必要な情報を詳細に書いた論文も公開しています。



 いやいや激しくやってしまっていますねと。ドアはどちらかというとB級のホラー映画でロックが上に上がったり下に下がったりを繰り返すみたいなちょっとコミカルなシーンが想定されるのだけれども、これがもしも、無線で接続可能でハッキングされて、中に人が乗っている状態で外からキーをコントロールしてドアをこじ開ける事ができたら、強盗や殺人などそういう凶悪犯罪にもしかして悪用されてしまう可能性もあるのではないかと感じる。

 もっと問題なのはステアリングである。これはそのものズバリで、遠隔でラジコンのように車の運転制御をのっとるなんてSFみたいな事も夢ではなくなってくる。そうすると、その辺の話が大好きな方々も日本には数多くいるのだけれど、米国の諜報機関なんかが情報隠蔽、口封じのためにこういう技術をかなり研究して自らが考える国益のためにこれらを多用・乱用するのではないか、と勝手に気味悪がるみたいな事も出てくるのだろう。

 いずれにしても物騒な事、極まりなしである。これは何とか対策を打ってほしい。しかし記事にはもう少し状況が書かれていて、何でも車に乗り込んで様々と繋げられればこういう芸当も可能という事で、物理的にしっかりガードしていればまだ遠隔や無線で乗っ取られるという事は無いようだ。
 しかしハッキングの手順が判明しこれが公開されたとなれば、このハッキング方法がどんどん洗練されていくはずであるから、そのうち、遠隔、一番厄介なのは無線だが、この辺からのアクセスが可能になってくるとこれは本当に何かしらの手を打たないといよいよもって犠牲者が出てしまうのではないか、という懸念がある。

 この発表をしたのは外国の著名なハッカーとの事だが、プリウスだけでなく自国のフォードについても検証を行って進入可能だという事を暴いて見せたのはフェアネスの精神によるものだろうか。
 いずれ、ローテクで走っているインドの国産車などを見るとどう見てもITとは無縁な感じで、むしろこのようなリスクを考えるのであれば、ああいう車をチョイスするというのもある意味での自衛になってしまうから、何とも世の中ってのは面白い。

 以前、エンストを起こした際にハッカーにやられた、といって皆が笑った、という話があるのだけれども、どうやらそれは冗談ではなくてちょっとだけ時代を先取りしていただけだったようだ。

| kulo. | 08:00 | comments(0) | - |
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