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ネーミングライツなんていらないのか?

 先日取り上げた岩手県で初のネーミングライツの話であるが、3施設募集したのにも係わらず、応募は1件、岩手県営野球場のみだったようだ。

 先週の金曜日の段階で、第1報が入ったので岩手県のサイトを確認して見たのだけれど、何事も無かったかのように募集のページすらなくなっていた。多分、担当部署が恥ずかしくなって消してしまったのではないかと思われるような事態である。
 まあ、消すのを指示した方に向けて言わせてもらうならば、そういう事実をホームページから資料を消すという事を通じて隠蔽しようとしても、大失敗した事実は歴史から消えませんよと。そういう子供じみた事をしても仕方がないでしょうと言いたくなる。

 こういうミスしたら隠すみたいな隠蔽体質は絶対に認めるわけに行かない。いわゆる秀才タイプに多いとされるこの手の話なのだが、本人は隠せたと思っているかもしれないが、その実は世間に記憶という形で刻まれている訳であるから、これを隠そうとした痕跡が見えた時には恥の上塗りになってしまうと何故気が付かないのだろうか。
 結局は隠すのも下手だから、隠した痕跡が丸見えなのだけれど、もう少し知恵がついた連中がこれをやっているのがいわゆる霞ヶ関という事なのだろう。誰も気づかないままに官僚のミスだけは消されていくのだから、考えただけでも恐ろしい話である。
 他に事情があるのかもしれないが、まあ、こういう事が何故か募集要項などの資料が削除されているという事実から想像されるのだ。

 誰が見てもハッキリ大失敗に終わった今回の販売であるが、何で失敗したのだろうか。端的に言えば岩手県が提示した最低価格が高すぎたという事だろう。これは、どういう事なのだろうか。
 提示されていた最低価格はどういう基準に基づいて算定されたのだろうか。例えば年間運営費としてこれくらは欲しいと。ついては最低価格はこのあたりに設定しましょうか、というような話だったのだろうか。はたまた、岩手県の担当者が考えている施設の価値と県民が感じている施設の価値に大きい乖離があったのだろうか。

 端的に数字だけ見れば高すぎるという事だろう。武道館にしても陸上競技場にしても、ハッキリ言って地方のそういう施設に全国的な価値など無い訳で、当にここに金を出そうという事であれば、それこそ金が余ってしょうがない人かよっぽど思い入れがある人か、いずれかであろう。

 しかし、結局はこれとてチャレンジしなければ分からなかった事なのだから、この値段に見合うニーズが無いと分かった事が最大の収穫であろう。開き直って成功するまで繰り返してみてはいかがか。

| kulo. | 08:00 | comments(0) | - |
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