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iPhone4SのSは
JUGEMテーマ:Apple

 今朝、WSJを見ていたらビッグニュースが飛び込んできた。しかも悲しくなる方のである。Appleの魂、スティーブ・ジョブズ氏が無くなったという話であった。 

 Macintoshとの出会いは、家業をやっている友達のオヤジさんの事務所だった。いつものように遊びに行くと、親父さんがなんか機械の前でピコピコやっている。多分、仕事をやっているんだろう程度に思っていたのだが、画面を見るにどうみても仕事ではない、というかこれはゲームセンターや温泉場のゲームコーナーでしかできないゲーム、しかも当時はゲームウオッチ隆盛期でカラーと言えばLSIゲームという感じだったから、なんじゃこりゃ?!という衝撃を受けた。

 そこから、何とかオヤジさんに頼んでやらしてもらったのだが、当然、ゲームの名前は全く覚えていないというかそういう事は全て頭から吹っ飛んでとにかく画面の前でゲームに熱中した。確かスペルアンカーみたいな感じのゲームだったように記憶している。何しろこれ、1980年代の話だから、ずいぶん昔の話になる。
 結果として、迎えに来たうちの母さんにもういい加減にしろ!と怒られて、止む無く退散したのだけれども、今思えば、あれが生活の中に入ってきたパソコンを間近で見る初めての経験であった。

 その後、自分の中ではMacよりもPC-98、なつかしいな、そしてWindows、となっていったから、全く接点が無かったと言えば無かったのだけれども、それでも衝撃的だったのは、iMacの発売。今記事を調べてみたら、98年のことのようだ
 当時、これを見たとき、このデザインには圧倒された記憶がある。何しろそれまでは様々と繋げて繋げてスパゲッティー症候群よろしくという感じだったのが、スッキリ一つに収まっている。そしてこの憎い曲線のフォルム。何とも21世紀を予感させるような製品だなと感じたものだ。

■今思えばこれが始まりだったようにも思う
imac

 このimacのリリースに関わっているのがジョブズ氏である。彼は我が強すぎて他の経営陣から嫌われてしまい、Appleを一度叩き出されるのであるが、その後、Appleは凋落の一途を辿る事になる。
 これではいかんという事で、ジョブズ氏が再度、Appleに呼び戻され、第一弾の製品がこのimacである。今振り返れば、現在のAppleの進撃をこの時点で正確に予測はできなかったが、ひょっとして、という期待感はすごく感じさせてくれる会社であった。

 その後、ipodの発売、iTuneサービスのリリース、UnixベースのOS開発、Intelプロセッサの採用など、Appleとしても重要な方針転換が幾度となく行われたが、一貫してハードとソフトを合わせて最高のユーザー体験を提供するというコアな思想は変わっていなかったように思う。

 時おりしも10月に発売されたiphone4Sが市場で酷評されている最中のジョブズ氏死去の報。この後、何でiphoneが5ではなくて、4Sで販売されたのかという事について、とある噂を聞いた。
 いわく、4Sは「For Steven」つまり”ジョブズ氏に捧ぐ”という意味である、との事だ。死してなお、市場を動かすジョブズ氏。稀代の経営者である事は誰しもが認めるところである。

 安らかにお眠りください。合掌。

| kulo. | 08:00 | comments(0) | - |
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