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もりおか雪あかりの効果のほど
 今年も先週の8日から10日までの間、もりおか雪あかりが開催されたそうだ。記事によれば今回で9回目という事で、よくも続いたものだ。

 最初にこの企画の話を聞いた時に、確か別の市町村でこのようなイベントをやっていて観光客の入込がすごいので、是非盛岡でもやろう、みたいな話だった。正直、こんな寒い中で本当にこんな事で観光客がくるのかと、話自体、眉唾だなと感じていた。
 実際はじまった雪あかりは、ものすごいボランティア動員がかかり、関係諸団体がシフトを組んで対応するような状態で、雪灯籠の作成でも随分の人員を必要とするのだが、の他に、この雪灯籠に火をつけていかなければならないという事で、毎日一定数の動員が必要、というようなイベントになっている。

 加えて当初はそれほどでもなかったのだが、最近では雪像づくりも行われているようで、一体どこに向かっているのか、という風。ひょっとして札幌雪まつり的なイメージを見ているのかもしれないが、それにしては規模がお粗末すぎる。

 一方で地元の専門学校からすれば地域貢献のわかりやすいイベント、手離れも良いということで、毎回大量の動員が行われている。正直はたから見ていると、学生たちの人数で十分回せるのではないかと思われるのだが、それでも引き続き関係団体にボランティア動員の依頼がいっているようで、何ともな話だ。
 結局、これを思いつきで始めた役人などは、暖かいところにいて気が向いたときにふらっと現場に出かけて、これはおれが始めたのだと誰も聞いてもいない自慢話をして自己満足に浸っているのだろう。考えればこのイベントの主たる成果といえばそれしかなかったのではないかと不安になる。

 冗談を抜きにしてこのイベントが行われた結果として、新聞やらでまたまた始まったのか、という程度の話でこの期間、このもりおか雪あかりを見ようと市外、県外から訪れている、という話は残念ながら聞いたことがない。
 確か盛岡市の当時の観光課長か何かが提案して始まったという事だったように記憶しているのだが、結果としてこのイベントは盛岡にどういう価値を作ったのか。これは検証されるべきことではないだろうか。

 綺麗だしいいでしょう、みたいな意見があるのなら、このイベントに一体公金がいくらかかっていて、また、義理の動員でどれだけの人間が巻き込まれているのか、調べてみるといい。少なくともそれだけの人件費を掛けた相応のリターンがなければすぐに辞めるべきではないか。

 10回目というのはそういう意味で、キリが良いかと思う。
| kulo. | 08:00 | comments(0) | - |
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